6.セット打法とキズネタの真実

パチンコ雑誌の広告を眺めておりますと、「手順の一部公開」と称して、「1.デモ画面から打ち出す。2.最初のリーチがかかったら打ち出しを止め、○○秒後に△△する。3.再びデモ画面を出してから保留玉を3個以上点灯させないようにして打ち続け、××が来たらいったんハンドルが手を離す。4.保留玉を消化後、普通に打てば60回転以内に大当たり」というような好奇心をそそらずにはいられない情報の数々が目に飛び込んできます。皆様の夢をぶち壊すようで恐縮ですが、これらの情報の100パーセント近くが真っ赤なウソです。もし疑うのであれば、お金をドブに捨てたつもりでこれらの攻略法を幾つかを購入してみて下さい。きっと憤慨して全身の血が逆流するご自分を見出すことでしょう。

現在のパチンコにセット打法というものはまず存在しません。昔は一部の機種に明らかにパチンコ機メーカーのプログラマーが意図的に仕組んだとしか思えない「こうすれば必ず当たる」という夢のような話があったものですが、今では警察の取り締まりが厳しくなっており、営業停止の行政処分を恐れてメーカーも迂闊には禁断の領域に手を出せなくなっています。

私どもはむしろ対メーカーの取り締りを緩和して、むしろその代わりに平然と詐欺商法を展開するパチンコ攻略会社を次々と摘発してほしいと願っているのですが、世の中というものはどういわけか巨悪を見逃し小悪を叩く傾向が強いように思われます。

広告を信じれば、誰であれ2千円程度の投資で当たりが引けることになります。2千円と言えば10分以内ということです。もし皆様が如何なる状況においても 10分で当たりを引けるとすればどうなるでしょうか。極端な話、当たりの全てが単発であっても一日の収益は大変な金額になります。

確変が永久に続けばどうなりますか。仮に確変を引くまでは自力でやらなければならないとしても、普通は最悪でも5万円、6万円の投資をすれば確変当たりは来るものです。それを20連チャンさせて、ホール側が怪しむ前にそのホールを引き上げ、別のホールに移動し、同じことを繰り返せばよいだけのことです。投資が5万円、6万円というのは最悪のケースであり、実際は数千円で確変が来ることもあれば、たったの500円で来ることもあります。さて、一ヶ月の収入はいくらになりますか。

もしセット打法が真実であれば、秘密を握った人が友人にその方法を教えないわけがありません。このような噂が広まるスピードは想像以上のものがあります。噂が全国を駆け巡り、あっというまに数多くのパチンコ店は倒産の憂き目に遭うことでしょう。又、多くの人が仕事を辞め、簡単にパチプロになってしまうことが予想され、世の中の秩序に乱れが生じるでしょう。パチンコをやったことのない人でも簡単にできる攻略法であれば、誰だってやるに決まっています。今までパチンコを打ったこともない人までが荒稼ぎをすれば、多くの人が仕事を辞め、日本の産業人口は大幅に減り、挙句の果てには経済問題にまで発展してしまうでしょう。

攻略会社はこぞって「ホール側が対策を入れていない今がチャンス」とうたいますが、実際にホールが対策をとるということはよほどのことがない限りありません。対策が入るのは滅多に出ないキズネタ(100パーセント攻略法)に対してのみです。キズネタというのはパチンコ機メーカーのプログラマーが自分自身が勝つため、あるいは、その攻略情報を闇組織に何百万円、何千万円で売るために意図的に仕組んだものか、故意ではない本当のプログラムミス(バグ)のことです。こんな情報は何年かに一度出るか出ないかです。ホール側は自力では対策がとれません。そこでメーカーが対策部品を下請け業者を通じて全国のホールに取り付けることになるのですが、部品の製作経費とその数、下請け業者に支払う人件費などを計算してみて下さい。大変な数字になります。こんな情報が頻繁に出回るわけがないのです。

物好きな人には、雑誌でお馴染みの攻略会社に資料請求をしてみることを提案致します。一度、名前や住所を登録すると、うんざりするほどDMが舞い込むことうけあいです。毎月、5つや6つの攻略法を異なるDMで送りつけてくる業者も珍しくはありません。その大半が「キズネタ発覚!」とか「解析の結果、露呈した成功率100パーセントの必殺攻略法」(註・表現こそ違っても100パーセント攻略法=キズネタです)などと偽っているのに驚くでしょう。彼らは平気で真っ赤なウソをつきます。2、3社に資料請求するだけで、一年に30以上のキズネタの勧誘があります。その都度、ホールが対策を入れると本気で考える人がいたら頭がどうかしています。

一方、セット打法の宣伝に見る巧妙な手口は「成功率90パーセント以上」というような表記です。もっともらしい響きがあり、かえって100パーセントよりも信憑性が感じられるかもしれませんが、機械というものはオール・オア・ナッシングなのです。あるコマンドを入れれば指示通りに動く。これが機械の常識です。90パーセントの割合で反応するというのは考えられません。成功するならば必ず成功し、失敗するならば必ず失敗するものです。何度もセット打法を使用しているうちに本当に当たることもありますが、これはセット打法を使用しなくても当たる宿命にあったということに気付くべきです。

セット打法の中で唯一本物と言えるのは裏ロム台に通用する打法です。裏ロム台というのは悪質業者がホールの店長とグルになって一部の台のロムを交換することで世にデビューします。これらの台は「打ち子」と呼ばれる人種に独占され、彼らは収益の一部を闇組織の上層部に貢ぎます。したがって、裏ロム台を探すことも打つことも一般の人には困難です。万一、見つけたとしても、その手順通りで大当たりを誘発した途端、背後から見知らぬ人の手が肩に乗り、「後で話があります・・・」と背筋が凍るような体験をしなければりません。

前項でも述べた通り、雑誌等の広告の大半はデタラメなものです。それに付随する一連の怖い話も現実のものです。当倶楽部がこのような情報に通じているのは、今までに多くの被害者からパチンコ詐欺商法についてのヒアリングを頻繁に行ってきたこととメンバーの一人が警察幹部と非常に懇意にしているためです。

最強攻略法「海殺しX」はキズネタでもなければセット打法でもありません。したがって、キズネタのように成功率が100パーセントでもありませんし、セット打法のように高確率で当たることを保証するものでもありません。特定の手順をこなすものではありませんので、そもそも100パーセントというような表記自体が性質上不可能です。「海殺しX」の情報精度は100パーセントに限りなく近いというのが適切な言い方でしょう。カンの鋭い方は購入前にこの言葉の真の意味に気付かれたことでしょう。

最後にこれはご愛嬌ですが、当倶楽部も机上の空論にすぎないセット打法を一つ考案致しましたので、ご紹介致します。

海物語 ”頓珍漢” セット打法

【手順】

  • 500円を入れて普通に打つ。
  • 500円以内に当たりが来ない場合はさらに500円入れて普通に打つ。
  • それでも当たらない場合はいったん休む。
  • 以下、手順1〜3を繰り返しているうちに高確率で当たり。

「高確率」というのは洒落ですが、いつかは当たることでしょう。カンの鋭い方は手順3の意味を少し考えてみて下さい。これだけが唯一まともな情報です。「休む」という行為には投資を節約するだけにとどまらず深遠な意味があります。「海殺しX」を購入されたお客様はどのタイミングでどう休めば当たりやすいかを知ることもできます。

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