9.くだらない確率攻略法
パチンコメーカーが発表する大当たり確率というのはホールコンピュータを無視した場合の確率にすぎません。自分でパチンコ機を買って、毎日のように自宅で実験を行えば、約一年後には大当たり確率はメーカー発表通りの数字に収束するはずです。サイコロを際限なく投げれば、1の出る確率は6分の1に限りなく近づいてゆくのと同じです。
そして、自分でパチンコ機を買った人であれば誰もが一つの疑問に辿りつくはずです。それはパチンコ機の内部に存在する意味不明のケーブルの差込口の存在です。実はこの差込口にホールコンピュータにつながるケーブルが入るのです。
メーカー発表の大当たり確率は通常周期、爆発周期、ハマリ周期の全てをトータルした場合の確率です。メーカーは決してウソを言っているわけではないのです。一般に言われているように、パチンコ機は電源を投入した時点より高速カウンターが始動し、ある一定のタイミング(大当たり乱数)で入賞すれば当たるという考えは間違ってはいません。しかし、大当たりの全てがこの法則のみによって発生するとすれば、信じられないような大連チャン、連続して保留玉で確変を繰り返す珍現象、毎度のように時短で当たったり、時短終了後、ほとんど玉を減らさずに大当たりが来る現象などについてはどう説明するのでしょうか。
ちなみにCRスーパー海物語in沖縄3 HME のメーカー発表大当たり確率は1/358.120です。わかりやすくするために約1/358として話を進めましょう。一つの大きな箱に358枚のカードを入れ、そのうちの1枚だけに「当たり」と書いておき、残りのカードには全て「ハズレ」と書いておくものとします。くじ引きの要領で箱の中に手を入れ、一回につき一枚を取り、ハズレを引けば、そのカードを再び箱の中に入れ、もう一度、カードを取る作業を延々と続けた場合、皆様は一日に何回当たりを引く自信がありますか。下手すれば、10時間にわたりこの作業を続けても、一度も当たりを引けないでしょう。メーカー発表の大当たり確率を素直に受け止めている人はこれと同じ作業をパチンコでもしているということになります。時短に入るたびに何度も連続して当たりを引く台、時短が開けてから10回転未満で何度も当たる台の多さはこの理論では説明がつきません。
確変突入率も然りです。CRスーパー海物語in沖縄3 HME では大当たりの65%が確変と発表されています。特別な攻略理論を用いずに、ごく普通にこの機種を打ち続けていれば、確変突入率はいつの日にかこの割合に落ち着くことでしょう。メーカーは決してウソをついてはいません。では、確変が20連チャンしたり、10連チャンした台が時短後すぐに確変を引き戻し、さらに7〜8連チャンするようなことをどう説明するのでしょうか。このような現象を私たちは頻繁に目撃しているではありませんか。果たして65%の確変突入率でこんな事態がこんなにも多発するものでしょうか。
大当たり確率が低いということは通常時になかなか当たらないことを意味するはずです。近頃はメーカー発表の大当たり確率が海物語シリーズよりもずっと高い機種も次々と出ています。しかし、スペック的に海物語シリーズに勝るこれらの機種が何故、海物語シリーズほどよく当たらないのでしょうか。確変突入率で海物語シリーズよりも甘い機種は沢山あります。何故、それでも海物語シリーズの方が爆発するのでしょうか。この問いに対する答えのヒントは魚群にあります。これ以上は書けません。
最強攻略法「海殺しX」は魚群に隠されたある秘密と爆発波に入りやすい台の見抜き方を明らかにします。
※「魚群の秘密」に関しては、プレミアパックで紹介されています
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パチンコルネッサンスの仕掛人