8.爆発狙いと生産効率
ホルコン系攻略の最大のセールスポイントは少ない投資で大当たりを引くことにあります。又、最大の欠点は爆発台になるかならないかは運次第ということです。逆に爆発台識別系攻略法は台選びのポイントに的を絞り込んでいるため、読み筋通りになれば、笑いが止まらないというメリットがあります。しかし、当たれば爆発する可能性が高い反面、いつ当たるかわかりませんし、運が悪ければ当たるまでに何万円も使ってしまうデメリットがあります。
最強攻略法「海殺しX」は両者の利点を融合させた画期的な手法であり、最強の名に恥じないだけの破壊力があります。
最強攻略法「海殺しX」を用いますと下記のいずれも可能となります。
- (1)なりふり構わず、少ない投資で大当たりを引き、爆発しなければ台を移動する。
- (2)長期的展望で作戦を練り、持久戦の末、最後は勝つ。
- (3)少ない投資で爆発させる。
誰もが(3)を希望するに決まっていますが、これだけは一定の条件がつきます。それはシマの状況によって可能な時とそうでない時があるからです。もちろん、最初は(3)から狙ってゆきます。これがあっさり決まれば、最も簡単な勝ち方であり、ひと儲けした後はたった一人でも高級レストランに足を運び、何千円もする食事をオーダーしたい心境になります実際に連日そんなことをしている猛者もいます。くれぐれも痛風には気をつけたいものです。
さて、状況的に(3)が難しい場合、もしくはシマが混雑している時は(2)を、比較的空席が多い時は(1)を狙うのが基本定跡です。(1)を選んだ場合、大当たりを引いた後がポイントとなります。時短が終わり、通常プレーに戻ってからその台に拘泥されることなく柔軟に立ち回らなければなりません。大当たり前に現われる前兆やハマリ周期に入った際に頻出する出目を頼りに、継続プレーをするか持ち玉を交換して他の台に移動するかの判断を下します。慣れてくると、頻繁に台を移動しながら異なる台で何度も大当たりを引けるようになります。
要は状況に応じて作戦を変更させてゆくわけです。しかし、最強攻略法「海殺しX」にも唯一の弱点があります。それは(1)〜(3)の選択肢のうち採択すべき戦術が何なのかとという判断に迷いが生じやすいことです。負けるとすれば、この判断ミスから起こります。最強攻略法「海殺しX」で8割超えの勝率は手に入ったも同然ですが、2割の敗戦のダメージが大きければ、トータルでマイナスにはならないとしても、時間のロス(生産性の低下)となります。
たとえば、5日間連続で勝負をしたと仮定しましょう。一日目3万円勝ち、二日目1万円勝ち、3日目2万円勝ち、4日目3万円負け、5日目5万円勝ちとすれば、トータルで8万円の勝ちとなりますが、これを5で割ると、一日平均の収益はわずか1万6千円にすぎません。5日目に5万円というある程度満足のゆく収益が出ていますが、意外にも2万円勝ちを5日続けた場合(トータルで10万円の収益)よりも劣った結果となっています。5万円も勝つと一気に挽回した気分にはなりますが、意外にもコンスタントに小銭を稼ぐ人の収益に及びません。これは4日目の敗戦(3万円負け)が響いているからです。勝率8割でも一回の負けは非常に堪えます。そして、この負けは判断ミスから起こります。結果論ですが、4日目はたった1万円でも2万円でも勝てばよかったのです。いや引き分けでもよかったわけです。これこそがプロをも悩ませる難しい部分です。
最強攻略法「海殺しX」を用いれば、初心者でも勝率8割は簡単にクリアーできるでしょう。しかし、勝率を9割以上に上げる力、久々に負ける時のダメージを極力減らす力の有無がプロとセミプロの分かれ道となります。セミプロ止まりであれば、パチンコは月収10〜の20万の単なる内職ですが、実力をプロの領域にまで鍛え上げれば、一ヶ月の副収入は相当なものとなり、60万円を超えることも可能です。これなればパチンコはもはや内職ではなく立派な副業です。
爆発狙いも大事です。何回かに一回は爆発させないと収益の向上は望めません。しかし、爆発狙いはハイリスク・ハイリターンのため、広い視野に立った総合判断力が常に求められます。この判断を誤ると月50万の予定が20万で終わってしまうことにもなりかねません。皆様には生産効率を常に念頭において最強攻略法「海殺しX」をご使用いただきたく存じます。
前のコラム << 7.クギ読み攻略の空しさ
次のコラム >> 9.くだらない確率攻略法
パチンコルネッサンスの仕掛人