CR大海物語BLACKの攻略と海物語シリーズの栄枯盛衰(後編)
海物語シリーズに賭けるSANYOの情熱
前編では長い話に最後までおつきあいしていただき、誠に有難うございました。SANYOが海物語シリーズに賭ける並々ならぬ情熱を垣間見ることができたことでしょう。海物語ファンの方々はこれからもこのメーカーを応援していただきたく心よりお願い申し上げます。
長文にもかかわらず、読了して下さった皆様への心ばかりのお礼として、大海物語BLACK(マックス)に関するいくつかの攻略ポイントを以下に記します。攻略のポイントは無数にありますが、紙数の関係で一般のパチンファンが最も苦手とするST中の攻略に的を絞り込んで解説します。
大海物語BLACKのST中に気をつけること(その1)
まず、最も重要なことはST中に何も考えずにダラダラと打ち続けてはいけないということです。真剣勝負を挑んで下さい。
通常の確変であれば、確変中にハマることはあっても好調台ならばハマリの後に高確率で確変当たりが来るものです。しかし、STは回数限定の確変ですので、好調台といえども、ホールコンピュータ(ホルコン)が他のグループに一時的に浮気をしている状態では他のグループの台(大抵は確変中の台)が当たるまで自分の台には当たりが許されません。
又、ホルコンが自分の台の属するグループに残ってはいてもグループ内の他の台に次の当たりが予定された場合も同様です。その台が当たるまでは自分の台に当たりは来ません。
プロならば常識的なことですが、これを知らない素人の大半は(たとえホルコンの知識を多少有していたとしても)平気でダラダラと打ち続け、好調台であればあと何箱も積める可能性があるというのに、自らの手で自らの命を絶ってしまいます。これはまさに自殺行為です。
ホルコンが自分のグループから抜けている時はスーパーリーチがほとんど出ません。又、当たりの道標となるチャンス目の発生もホルコンが自分のグループに入っている時よりは少なめになります。魚群が来ても外れてしまいます。
したがって、ST中、20~30回転回しても、一向にリーチがかからない時、チャンス目もほとんど出ない時、普通ならば当たる魚群、確変中のノーマルリーチが外れた時はしばらく台を休ませる必要があります。この忍耐力の有無が収益を大きく左右します。
ST中に当たらなくても、ST終了後、早い段階で再び当たることも好調台では珍しくありませんが、決してこれを喜んではいけません。他のコラムでも時折、触れていることですが、パチンコというものは一回の初当たりで可能な限り、多連荘させるべきなのです。単発+5連荘+4連荘というような推移を見せた好調台が突然、深いハマリに入ることが少なくないのは、すでに初当たりが3回も発生したことに起因します。単発+5連荘+4連荘のような好調数珠連を経てハマリに入る台は賢く打ってさえいれば、最初の単発が7連荘したかもしれませんし、8連荘したかもしれないのです。
能力別インストラクション
では、リーチがほとんどかからない時、チャンス目の頻出もない時はどのくらい休んで、どのようなタイミングでプレーを再開すればよいのでしょうか。これを説明するのは非常に骨の折れる作業です。パチンコの原理、ホルコンの仕組みを熟知されている方には説明は不要ですが、一般の方にわかりやすく説明するのは容易なことではありません。
これより先の文章におきましては、初級者、中級者、上級者と様々なレベルの方を対象に重要な指示を送りますので、ご自分の能力に合わせて、理解可能なことだけを実践して下さい。
ホルコンに関して
具体的な内容に踏み込む前に、攻略の前提となるホルコンについて書ける範囲で概説します。ホルコンというものは、いくつかの台(通常3~5台)をひとつのグループ(ユニット)として束ねます。そして、選ばれたグループの中から1台が当たり、その後もホルコンがそのグループに残れば、その台を含め、グループ内のいずれかの台が次に当たります。
グループ内に確変中の台がある時は高確率で次の当たりも確変中の台になります。しかし、一つの台だけが当たる不自然さを解消するために、時々、ホルコンは気まぐれに確変中の台が選ばれたグループに存在しても、その台をスキップして、グループ内の他の台に当たりを発生させることもあります。
このタイミングでグループ内の他の台の当たりを拾うのが最強攻略法・海殺しXのテキストに記載された「ウルトラ速攻法」です。又、オプショナル商品、カシオペア攻略術のテキストに記載された「危険領域」の概念も非常に重要です。
ある台が確変中に危険領域を迎えた時はグループ内の他の台が割り込み当たりをする可能性が一気に高まります。カシオペア攻略術のユーザーの方々はこのタイミングを見逃さず、小額投資で割り込み当たりを狙って下さい。
それ以外のタイミングでグループ内の他の台が割り込み当たりをすることもなきにしもあらずですが、確変中の台の連荘が終わってからグループ内の他の台が当たることの方が遥かに多いといえますので、ホルコン初心者はグループ内に確変中の台がある時は迂闊に打たない方が賢明です。(=投資額を大きくセーブできます)
台を休ませるタイミング
大海物語BLACKのST中にいくら回してもリーチがほとんどかかわらない時、チャンス目が頻出しない時はホルコンが一時的に他のグループに道草をしている可能性があります。このような時に平然と打ち続ける行為は命取りになりかねません。運が良ければ、打ち続けているうちにホルコンが自分のグループに戻ってきます。戻りさえすれば、次に当たるのも高確率で確変中の台ですので、STが終わる前に無事に当たり、なんとか首がつながりますが、運が悪ければ、好調台でもST中に当たらず、貴重な初当たりの一回を「浪費」してしまいます。
好調台であれば、二度目の初当たりは比較的容易に獲得できますが、三度目、四度目の初当たりは回を増すごとに「他力本願」となります。
グループ内の台の稼働率やいわゆる「つなぎ役」の台の出現などが好調を維持できるか否かの条件になりますので、グループ内に突然、空席が生じて、その台がめでたくも「当たり番」(次に当たる台)になったにもかかわらず誰も打たないために好調台に当たりが戻ってこないというケースは頻繁にあります。
こればかりは不可抗力ですので、自分の台が当たった時は如何なる時も全力を尽くして、一回の初当たりで少しでも多くの連荘を狙わなければならないのです。たとえ初当たりが2回しか獲得できなくても、10連+8連くらいの成績であれば、ひとまず満足できるはずです。
もう一度、申し上げます。いくら回しても「手応え」がない状態(リーチがほとんどかからない、チャンス目も頻出しない)では、台をしばらく休ませなければなりません。「ST中に当たらないという最悪の事態だけはなにがなんでも避ける」という強い意志が必要となります。
本コラムをお読みになられた方々であれば、台を休ませるタイミングに関しては各自の能力差というものは介在しません。今まで述べてきた状況を迎えた時にプレーをしばし中断するだけで事足ります。
打ち出し再開のタイミング
難しいのはどのタイミングでプレーを再開するかということです。この判断と対処につきましては、打ち手の能力別(?)となります。
リーチがほとんどかからない、チャンス目の頻出もないという「手応えのない時」はホルコンが他のグループに入っていると仮定するのが最も適切な判断となります。したがって、他のグループに属する台が当たるまでは打たないという姿勢が基本です。
ここで少し上級者向けにホルコンの話をしますが、相互に対立していて、あるグループが一時的に不調になった時に活性化するグループというものがあります。自分の台のST中に手応えを感じない時、対立するグループが見抜ける方は対立するグループの中に確変中の台があるかどうかを即座に調べて下さい。(プロならば調べなくても最初からわかっていますが・・・)
かなりの確率で対立するグループの中に確変中の台があるものです。その台が当たった後に打ち出しを再開してみて下さい。すぐに自分の台が当たることも珍しくありません。しかし、20回転くらい回してもまだ手応えがない時は対立するグループに限らず、別の確変中の台が当たってから打ち出しを再開して下さい。確変中でない通常時の台が当たった時も同様です。これも打ち出しの再開タイミングとなります。
「打ち出しを再開しては手応えを確認し、いつまでも手応えがなければ再び休む」ということを根気よく繰り返します。
大半の読者は対立するグループの存在をご存じないかホルコンに関する知識も皆無でありましょう。上級者よりは成功率が落ちますが、まだ希望を捨てるべきではありません。
手応えがない時は適当に休みを入れ、他の確変中の台(どの台でもよい)が当たるたびに打ち出しを再開し、10~15回転程度、様子見をして下さい。
要は「手応えがある時のみ打ち、手応えがなければ休む」の繰り返しでよいのです。この単純極まりない戦術を知っているだけでも収支に大きな差が生じます。
又、多少、リスキーな手段ではありますが、ホルコンがよくわからない方は手応えのない時に一定時間(例2分間)休んでみて下さい。これを繰り返すだけでも偶然の勝利(?)を呼び込みやすい状態となります。2分間休んではちょっとだけ打って様子を見て、まだ手応えがなければ再び休むという単純な戦術でもデタラメ打ちをしている人よりは好成績が残せるものです。
ST機の難点は初級者向きではないことです。通常の海物語シリーズでは、海物語アクア・スーパー海物語IN沖縄シリーズの桜バージョンを除き、どの機種もST機ではありませんので、パチンコの実力を問わず、誰でも好調台に座って当たりさえすれば、デタラメ打ちをしても多連荘が発生しやすいため、簡単に稼ぐことができますが、ST機の場合、細かい知識とノウハウを持たなければ、一気に10箱以上積める好調台でも5箱程度で終わってしまうという悲劇が後を絶ちません。
笑える話
最近、ST機打っていて気づくのは、ST中に台を休ませる人が増えてきたことです。私どもはインターネット上の記事をこまめにチェックする時間がほとんどないのですが、他にこのような攻略記事を書いている人がいるのでしょうか。どこで覚えたのか知りませんが、どこにでもいるような普通の主婦やご老人までがST中によく台を休ませています。最初はお手洗いにでも行っているのだろうと思ったりもしますが、何度も離席を繰り返すのはどう見ても不自然です。専門的な知識の有無までは判然としませんが、台を休ませることが連荘継続と密接な関係があることくらいはご存知なのでしょう。
しかし、台を休ませるタイミングや台を休ませる時間が滅茶苦茶な人があまりにも多すぎます。当たりそうな時に平然と休んでいる間抜けな人もいます。又、通常時は有力な作戦となる10分以上の台の「寝かせ」もST中に限っては致命傷になりかねません。
グループ内の全台がフル稼働していて、皆が熱心に休むことなく打ち続けている時、ホルコンはそのグループから当分の間、相当なお金が落ちることを見込んで、そのグループから当たり台を発生させやすくなりますし、当たった台が好調台であれば、限度を超えた爆発を許すことも頻繁にあります。
通常時において長時間にわたり台を寝かせるのは、空き台を好んで当たり番にするホルコンの習性を狙った立派な戦術ですが、自分のグループで打っているのが自分の他には誰もいない時、あるいは、自分以外で打っている人が他のグループとの比較において極端に少ない時、ST中に長時間打たない行為はホルコン離れを誘発する危険が生じます。こういうことを平気でやらかす人が少なくないのが実情です。
これは普通に笑える話です。何故ならば、その人の台が属するグループが弱くなれば、必然の成り行きとして、他のグループが強くなりますので、自分にとっても好都合です。(※他人の不幸を笑うのは気が進みませんが、パチンコは戦いです。日頃の人間性をかなぐり捨てて、勝負の鬼とならなければなりません!)
笑うに笑えぬ話
プロを苛立たせるのは、ST中に台を長時間休ませている人が自分にとって対立関係にあるグループの台を打っている時です。対立グループの台は必ずしも自分に不利益をもたらすわけではないのです。特に対立関係にある二つのグループで双方に一台ずつ確変中の台があり、そのいずれも好調台であるケースにおいては、ほぼ交互に当たったり、時には一方の台が2回当たった後で他方の台が1回当たるというように、対立グループは時としてお互いに協力し合う「友軍」にもなるからです。
特に閉店間際の時間帯など全体的に打つ人の数が少ない状況では、友軍の活躍がなければ数連荘で終わってしまうような台でも、ホルコンが二つのグループの間を行ったり来たりするお陰で、10連荘以上の派手な出玉が可能になることも少なくありません。
相互に依存し合う二つのグループの確変中の台を打っているのが二人ともプロの場合はお互いに感謝し合います。さすがに面と向かってお礼を言うことはありませんが、心の中で「ありがとう」という言葉を発しており、それがテレパシーのように、なんとなく通じ合うという不思議な感触があります。
ところが、まさにこのシチュエーションの時に対立グループの好調台を打っている人が突如として間抜けな行動に出て、長時間の休憩に入ることがありますので、腸が煮えくり返る思いをします。このような時は思わず、「この大馬鹿者! 私は貴方を助けようとしているのに、何故、今打たない? 今打てば、貴方は当たり、その後に私も当たり、しばらくの間、我々は共存共栄の関係になるのだ。貴方は大馬鹿物語を打ちなさい!」と怒鳴りたくなりますが、さすがに馬鹿げた行為といえども他人の自由を侵害するわけにもいかず、泣く泣く共倒れに終わることもあります。
パチンコの勝敗には、70パーセント程度の比率で実力が絡みますが、実力の占める割合が将棋や囲碁のように100パーセントでないところが悲しいところです。
大海物語BLACKのST中に気をつけること(その2)
閑話休題。大海物語BLACKのST中に気をつけるべき第二のポイントは、(その1)とは逆に手応えがある時に休まないということです。通常時もそうですが、今までスーパーリーチが全く来なかった台にいきなり魚群が出て当たることは稀です。確変中の場合、最初のリーチでいきなり当たる確率は一気に高まりますが、通常時と同様、スーパーリーチが2~3回外れた後に決め手となる信頼度の高いリーチ(魚群等)が来て当たることもあります。
したがって、一度や二度のリーチの外れは気にすることはありません。ST中にリーチが4回以上、外れるのはかなり問題ですので、休みを入れる必要がありますが(註・程度にもよるが、あまりにも頻繁にリーチが出て外れる台は休みを何度入れても助からない方が多い)、3回目、4回目のリーチにはかなり期待ができます。
コンスタントに2~3回のリーチが来ている台はほどなくして当たる可能性が高いため、最後のリーチから20~30回転程度は休まずに打つべきです。当たる時は2回目、3回目のリーチの後、それほど回さないうちに当たるものです。逆に20~30回転回しても当たらなければ、休みが必要となります。その際の打ち出し再開のタイミングは前述の通りです。
大海物語BLACKのST中に気をつけること(その3)
但し、非常に短いスパンでリーチが多発して、最後のリーチから10回転以上回しても当たらない場合は要注意です。この場合はグループ内の他の台が当たることが多いので、グループ構成がわかる人はグループ内の台の当たりが発生してから打ち出しを再開して下さい。
非常に短いスパンでリーチが多発するというのは、5~7回転内に3~4回のリーチが来るような状況を指します。又、2連続、3連続のリーチも同様です。リーチが連続した場合は当たり番であれば最後のリーチで当たるものなのです。
休みに入ってから5分を経過してもグループ内から当たりが発生しない場合は他のグループの台が当たってから自分の台が当たるシナリオであることを想定して、台を長時間にわたって休ませずに、とりあえず、10~20回転回してみて下さい。そして、手応えがあれば、しばらくプレーを継続し、手応えがなければ再度、5分程度の休みを入れます。(その間にグループ内の台が当たった時は5分待たずに即刻、打ち出し再開)
ホルコンの知識のない方は2~3分休んでは打つを繰り返すか、一旦台を休ませて他の確変中の台が当たるたびに少しだけ打つという作戦をとって下さい。もちろん、確変中でない台が当たった時も打ち出し再開のタイミングに成り得ます。「この台のほうが優先順位が高かったのか」と考えればよいのです。
大海物語BLACKのST中に気をつけること(その4)
海物語シリーズに共通する難しさは意表を衝く展開もかなりの頻度で起こることです。いろいろな法則が存在するものの、法則通りの展開になるのは全体の約7割にすぎません。残りの3割は例外的な現象が発生して、様々な法則を熟知している打ち手を驚かせます。
ST中にチャンス目がほとんど発生しない状況は法則通りであれば、魚群が発生しにくい状況ということになります。しかし、海物語シリーズは魚群だけが当たりの期待できる信頼度の高いリーチではありません。ノーマルリーチ(走りも含む)で当たることもあれば、一発告知(パールフラッシュ)を伴って当たることもあります。バブルチャンスのような特殊なリーチで当たることもよくあります。
チャンス目がほとんど発生しない状況が続いて、ついにSTが終了してしまった台は高確率で次の当たりはなかなか来ないものです。これを避ける意味で頻繁に休みを入れるわけですが、チャンス目がほとんど発生しなくても、その後、無事に当たることも少なくありません。特に好調台はこのような例外現象が通常の台よりも多発する傾向にあります。
チャンス目の頻出がないにもかかわらず当たる台は魚群以外の特殊な当たりが来ることが大半です。したがって、チャンス目がほとんど発生しないこと自体は悲しむべきことではありません。チャンス目があまり出ないまま、ST中に当たることなくSTが終わってしまうことだけを避けるように努力して下さい。
大海物語BLACKのST中に気をつけること(その5)
もうひとつ重要なことはチャンス目からリーチに発展した時の対処です。人気コラム、スーパー海物語IN沖縄3チャンス目の秘密でも書きましたが、「チャンス目からリーチに発展した場合はそれで当たらなければならない」のです。チャンス目の連続回数は無関係です。
ST中にチャンス目からリーチに発展して当たらなかった時はその後に数回転だけさせて、それで当たらなければ休みを入れます。(チャンス目からリーチに発展してそれが外れ、その後の数回転以内に当たるというがパターン存在するため)
この場合の打ち出しタイミングは非常に微妙です。自分のグループの他の台が当たることもあれば、対立グループの台が当たることもあるからです。こればかりはプロでも見当がつきませんので、どの台の当たりを待って打ち出しを再開するか判断に迷うため、とりあえず、自分のグループ内、対立グループ内の台の動向に注目します。いずれも当たりがない場合は全く関係ないグループの台が当たった直後に少しばかり試し打ちをして、手応えを確かめて下さい。
通常時にチャンス目からリーチに何度も発展するのに当たらない台(特に発展後、ノーマルリーチばかり出る台)は高確率で悪い台(少なくともその時点では)ですが、確変時にチャンス目の2連続、3連続がよく起こる台は高確率で好調台です。悲しむ必要はありません。通常時では悪い現象でも確変時は逆になることもあるのが海物語シリーズのひとつの特徴です。(例・通常時は最弱であるノーマルリーチが確変時には信頼度の高いリーチになる)
ひとすじの光明
今まで解説してきたことはマックス、ライトの2機種に共通するものです。そもそもライトというのは、ハイリスク、ハイリターンのスペックを毛嫌いする従来の海物語ファンを安心させるためのものと思われ、プロ的な感覚ではあまり食指が伸びない機種ですが、スペックが甘い分、強いグループの好調台には何度も当たりが入りますので、面白さはライトの方が勝るかもしれません。
リヴィエラ倶楽部はこれからも「パチンコ学徒」であることに強いこだわりを持ち、たゆまぬ研究を続け、その成果を皆様に還元します。パチンコは人を幸せにすることもあれば不幸にすることもあります。残念ながら、大半の人々は最終的には不幸になってしまうわけですが、この暗闇の中にひとすじの光明をともすのが私どもの使命であると心得ております。
奇しくも大海物語BLACKは名称からして暗闇の世界を連想させます。最後に私どもがホームページを立ち上げた初期の頃から紹介している自作の詩を再掲し、台ではなく筆を休めることに致します。
「微笑みの奪回」
薄暗いトンネルの中に
突如として現れたひとすじの光明
そこに長いスランプの出口があった
光は闇を覆い
まばゆいばかりのきらめきに射すくめられる
だからすぐに取り戻して
いつもの君の微笑みを
(了)
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パチンコルネッサンスの仕掛人