CRスーパー海物語IN沖縄4 基本スペック

CRスーパー海物語IN沖縄4 MTC、MTBZ
大当り確率(通常時)1/319.6
大当り確率(確変時)1/37.9
確変突入率60%
賞球、カウント4&2&3&12、8カウント
時短確変終了後100回転
出玉数(16R)1536個

【徹底ガイド】スーパー海物語IN沖縄4の攻略~好調台で勝つ!(前編)

はじめに

海殺しX事務局便りにスーパー海物語IN沖縄4の攻略に胸の高鳴りが止まらない!と題した記事を掲載したところ、想像を絶する反響がありました。それほど中身が濃い記事でもなく、再び稼ぎまくれる季節が到来したことの悦びで筆を走らせてしまっただけなのですが、読者の方々(最強攻略法・海殺しXの顧客に限らないパチンコ攻略研究家)からいただいた多数のメールを熟読させていただき、私どもはあることに気づきました。

全ての人々が当倶楽部のコラムの全てに目を通されているわけではないという単純な事実を私どもは見落としていたようです。すでに最強攻略法・海殺しXの販売を始めてから約10年の歳月が流れています。古いコラムはアーカイブに収容されていますし、最強攻略法・海殺しXサロン(ブログ)を開設してからは、むしろそちらの方が当サイト(リヴィエラ倶楽部公式HP)よりもメジャーになってしまいました。古くから存在したリヴィエラ倶楽部・青い鳥の詩にも幾つかのコラムがあります。この状況では、記事が分散しすぎて、はじめて当サイトにご訪問いただいた方に多少の混乱を与えてしまっていることは否めません。

このたび、最近になって当倶楽部の攻略ノウハウにご興味を抱かれたという比較的ご高齢の方から前述の事務局便りの記事を「誰にでもわかりやすい万人向けのものにしてほしい」という要請がありました。そこで四方八方に分散したコラムを統合して、スーパー海物語IN沖縄4のが攻略に適している具体的理由を今回のコラムでは徹底的に説明する運びとなりました。

「徹底ガイド」と銘打ったからには少し込み入ったことも書きます。したがって、本コラムは当サイトでは久々の長編となります。たとえて言うならば、新幹線を使わずに東京から大阪に向かう旅のようなものです。小さな駅(ちょっとした攻略情報)も通過(省略)せずに停車(言及)します。それでは、今から東京を出発します。

1.沖縄モードの演出から当たりのタイミングを読む

以前のコラム、デラックス海物語攻略のヒント(通常プレー編)にも書きましたように、スーパー海物語IN沖縄シリーズの沖縄モードには攻略の基本となる重要情報が凝縮されています。デラックス海物語と聞けば、かなりの昔の機種であると早合点される方もいるでしょうが、デラックス海物語のバカンスモードはスーパー海物語IN沖縄シリーズの沖縄モードを基調としたものですので、このコラムに記載された各種攻略情報はスーパー海物語IN沖縄4にも応用可能なのです。

5人目の娘の出現が当たりの前兆

スーパー海物語IN沖縄シリーズの沖縄モードでは、変動が始まると沖縄の民族衣装を身にまとった娘が出現することがあります。普通は出たとしても一人しか出ないものですが、時折、4人の娘が出ることもあります。リーチが多発するようになると、必然的に4人娘の出現頻度が高まります。良い台(最強攻略法・海殺しXのテキストに記載されている好調サイクル台=俗にいうロムの強い台)はこの4人娘が打ち手をそれほどじらさずに出る傾向が認められます。いくら打っても4人娘がなかなか出ない台は打っている最中に「サイクル変換」(※サイクル変換が起こりやすい回転数はテキストに記載済み)が生じない限り、その時点ではハマリ台である可能性が濃厚です。(※例外的にそのような台がハマらずに当たるとすれば、それはレッツマンボー、レッツシーザー、ウリンチャンス、ノーマルリーチからのピタ止まりの当たり、ノーマルリーチからの走り当たり、一発告知を伴った当たりなど特殊な当たりが大半です)

さて、4人娘が頻繁に出てもホルコン(※パチンコの当たりを強制的に誘発するホールコンピュータ)がその台が属するグループ(ユニット)をアクティブにしない限り、どんな好調台でも当たることは滅多にありません。大当たり乱数的中は全くないこととは言いませんが、現実的にはほとんど発生しない現象なのです。確率論者やボーダー理論の信奉者は首を傾げることでしょうが、このことを認識しない限り、現代のデジパチでは決して勝ち組には入れません。

パチンコ初心者のために、ここで少し寄り道をします。ある箱の中に319枚のカードが入っているとします。それぞれのカードに1から319の数字が書かれているものとします。その箱の中に手を入れて一枚を引き、たとえば、77のカードを引けば当選するというルールの抽選があるとすれば、理論的には319回のトライで一回の当選が期待できることになります。しかし、それはあくまでも期待値にすぎません。実際は一日中カードを引き続けても一向に77のカードを引けないことだってあるのです。毎日、根気よくこの実験を続ければ、一年後にはきっと確率に近い数字に収束するはずですが、ショートスパンで期待値通り収まる現象は世の中に存在しません。

現代のデジパチというものは機種を問わず、好調サイクル、通常サイクル、不調サイクルがランダムに繰り返される仕組みになっており、スーパー海物語IN沖縄4の大当たり確率319.7分の1というのはサイクルごとに異なる大当たり確率を全て総合した値にすぎません。すなわち、メーカー発表の数字は決して嘘ではないのですが、一般人の気づかぬ部分である種のトリックが含まれているわけです。

昔、大工の源さんという大爆発が見込める機種がありましたが、この機種の大当たり確率は天国モード、通常モード、地獄モードの3つに分かれていて、それぞれに異なる大当たり確率が公表されていました。昨今のデジパチはそれが非公表になっているものとお考え下さい。

それでは、大工の源さんの天国モードにあたる「好調サイクル」突入中の台を打てば常に簡単に当たるのかといえば、必ずしもそうとは言えません。それはホルコンが数台を束ねて作るグループの稼働率(打っている人の数の多さ)とグループの強さに大きな影響を受けるからです。そして、ここから先が非常に重要なのですが、強いグループの強い台(好調サイクル台)は限度を超えた爆発をするという真理を見逃してはなりません。弱いグループの強い台は数連荘してから少しハマり、300回転台、400回転台で再び当たり、これがまた数連荘したりすることがありますが、長時間かけて7~8箱が限度です。

ごく稀に弱いグループの強い台がいきなり10連荘以上することもありますが、それはグループ内の他の台のサイクル状態が軒並み悪い場合に限られます。そして、もう一つの特徴として、弱いグループの強い台は大連荘した後にかなりハマる傾向があります。ホルコンの仕様上、ある台が大連荘をした後に同じグループの他の台が何台か当たりさえすれば、ほどなくしてチャンピオン台が再び快進撃を続けるものですが、他の台のサイクル状態が悪すぎるため、ホルコンもそれらの台の当たりをかなり先送りにしてしまいます。結果として「グループハマリ」という現象が起こり、しばらくの間、そのグループの台からは当たりが発生せず、グループ全体が強いグループの生贄となって「貢ぎ役」に徹することになります。

さて、ようやく話を本題に戻しますが、好調サイクル突入中の台の4人娘の頻出は5人娘の出現の前兆となります。4人娘が何度も出るものの、待てど暮らせど5人娘が出現しない台は好調サイクル台でない可能性が高いといえますので、こういう台は早々と捨てるべきです。こういう台でもずっと打ち続けていれば、強いグループに属している限り、いつかは爆発する可能性もありますが、その台の爆発が始まるのはホルコンマニアの人たち(=パチンコをホルコンの知識だけで攻略しようとする人たち)が期待している時期よりもかなり先の話であることがほとんどです。仮にそういう台で爆発に成功したとしても、投資に相当な額を費やすことになりますので、それまでの苦労が報われた充実感だけはありますが、実入りは決してよくありません。真のパチプロを目指すのであれば、ホールでは勝負の鬼と化し、とことんケチくさくなる必要があります。億万長者と呼ばれる人々は意外と倹約家であったりします。パチンコで稼ぐのもそれと同じことです。

2.「盛り上がり」か「盛り下がり」か?

海物語シリーズの特徴の一つに「徐々に盛り上がっていくゲーム性」があります。スーパー海物語IN沖縄4でいえば、最初はパラパラと一人娘が出て、次第に4人娘が頻出するようになり、最終的には5人娘が出現します。5人娘が1~2回出た後は良い台であれば、ほどなくして当たるシナリオが組まれています。好調台は最初の5人娘のスーパーリーチで魚群が出て当たることも珍しくありません。このように徐々に段階を踏みながら、打ち手を興奮させてゆくのがSANYOというメーカーの得意技なのです。

逆に盛り下がるゲーム展開は最悪です。打ち始めた途端に5人娘が出て、当たりの前兆と思いきや、「決め手」となるべき強力なスーパーリーチ(魚群や派手な予告、演出を伴ったものが)が一向に発生せず、4人娘が何度か出た後、一人娘くらいしか出ないようになり、最終的にはスーパーリーチはおろかノーマルリーチすら出なくなるというのはハマリ台によく見られる特徴です。盛り上がる台でない限り、すぐに見切りをつけた方が賢明です。

ちなみに、5人目の娘には2種類あり、通常の娘とミニキャラの娘(マリンやワリン等)があります。価値としてはミニキャラの方が勝ります。何故ならば、ミニキャラの方に魚群出現率が高めに設定されているからです。ミニキャラの登場は必ずしも5人娘からとは限りません。スーパー海物語IN沖縄4では、大きい娘が3人出た後にボタンを押すとマンボーに乗ったミニキャラが登場することもあります。これは5人娘ミニキャラ出現と全く同じ意味を持ちます。又、前機種のスーパー海物語IN沖縄3同様、マンボーが押し戻され、ボタンを押すとミニキャラがマンボーに乗って登場する演出もあります。これも5人娘ミニキャラ出現と同じ意味を持ちます。

絶好調の台はいくつかの段階をスキップして、突然、5人娘が出てそれで当たるという超特急並みのスピード当たりもありますが、常に新幹線を期待するわけにはいきません。好調サイクルの台でもホルコンがグループから逃げている時などはしばらく停滞しますし、ホールが全体的に出しすぎている時などはホルコンの制御機能が作動して、当たる時期が先送りされてしまうこともあります。

わかりやすい喩え~電車の速さ~

スーパー海物語IN沖縄4における当たるまでの基本的なパターンを電車にたとえればこんな感じです。(後述するイレギュラー系リーチでの当たり=全体の約30パーセントを除く)

(超特急コース)いきなり4人娘が何度も出た後、それほど待たずに5人娘が出て当たる。

(特急コース)いきなり4人娘が何度も出た後、5人娘が2~3回出て、最後の5人娘で当たる。

(急行コース)いきなり4人娘が何度か出た後、5人娘も何度も出るが、当たりには至らず。4人娘でスーパーリーチに発展することもある。4人娘、5人娘で様々な種類のスーパーリーチが出て打ち手を飽きさせない。(※逆に同じ種類のスーパーリーチの多発はハマリ台に多い。こういう台も早期に見切りをつける潔さが必要)多少の時間はかかるが、最終的にはめでたく当たる。

(快速電車コース)一人娘が何度も出た後、4人娘もちょこちょこと出るが、なかなか5人娘が出ない。5人娘が出るとしてもミニキャラでない通常の娘が何度か出た後、ようやくミニキャラが出るようになるが、それまでにかなりの投資が強いられる。しかし、良い台であれば、最終的には当たる。

(鈍行電車コース)4人娘もそれほどには出ず、5人娘はほとんど出ない。一体いつまでこんな退屈な状態が続くのかと打ち手を苛立たせる。大抵の場合、ハマリに向かうが、稀に後述するイレギュラー系リーチで突然当たることもある。

強いグループの強い台は最悪でも急行コースがほとんどです。強いグループの強い台は3~5回の初当たりで15箱(爆発の標準)から25箱(大爆発)を積み上げるものですが、その過程において、時には不覚にも急行コースになることはあっても、好調サイクルを維持している限り、特急か超特急が基本となります。

快速電車コースは遊び台(出たり飲まれたりの繰り返しで一向にドル箱が増えないじれったい台)によく使われるパターンです。こういう台で勝つ唯一のパターンはホルコン読みに熟達した人が一瞬のチャンスを見逃さず、小額投資で2~3連荘させて即ヤメすることくらいに限定されます。長時間にわたってプレーをすれば、良くて引き分け、大抵の場合は負けます。

鈍行電車コースは東京から大阪まで青春18切符で行くようなものです。個性的な旅行を楽しみたい場合、青春18切符の旅は電車の中から窓外の美しい景色を眺めたり、電車の乗り継ぎをする待ち時間にお弁当を食べたりと、一瞬一瞬の時間が心身のリフレッシュにもつながり、それなりの妙味があるといえるでしょう。しかし、これは旅行の話です。パチンコにおいては、ひたすらお金をどぶに捨てる鈍行電車の旅を楽しむべきではありません。鈍行電車の台は一日に何万円も負ける典型的なパターンです。

今回の長編コラムは東京―大阪間を青春18切符での旅に見立てたものです。すでにかなりの長文になっています。現在、まだ熱海あたりで次の電車待ちをしているところです。話があちらこちらに飛びますが、真剣にスーパー海物語IN沖縄4の攻略に取り組まれたい方は最後までこの長旅のお供をして下さい。

ちなみに、東京在住の筆者(佐々木智親)は16年前に青春18切符で大阪まで行ったことがあります。早朝5時前に家を出て、鈍行を乗り継ぎました。立ち寄りたい場所があり、彦根で途中下車したため、大阪駅で義弟の出迎えを受けた時、時刻は午後9時を回っていました。仕事柄、頻繁に新幹線や飛行機に乗っていますので、学生時代に戻ったようなこの時の旅行はかけがえのない思い出になりました。

3. 盛り上がりながらも当たらなかった時の原因分析

既述の通り、海物語シリーズの人気の秘密は徐々に盛り上がっていく演出が打ち手の興奮を呼ぶところにあります。しかし、盛り上がったからといって、その先の未来に必ずしも当たりが待ち受けているわけではありません。

好調な盛り上がりを見せながらも一向に当たらない台は、良い台か悪い台かのいずれかです。ここでは最強攻略法・海殺しXのユーザーの皆様を視野に入れて、かなり専門的な論考を展開しますので、それ以外の方々でご自分が有する攻略知識では理解が及ばないという方は、適当に飛ばし読みして下さい。インターネット上には玉石混合の様々な攻略情報が飛び交っている昨今です。なんとなく意味がわかるという方も少なくないとは思いますが・・・

★良い台の場合

考えられる停滞の原因はグループ内に自分の台以外にも好調サイクルの台が存在し、今回の「当たり番」(=ホルコンによって次に当たりが予定されている台)が自分の台ではなくその台であるというの最も頻繁に見られるケースです。次に多いのはグループ内の遊び台もしくは不調台が「ハマリ台の給料日」を迎えて、珍しくホルコンに「当たり番」の指定を受けた場合です。

自分の台が今まで経緯から見て好調台に違いないという確信がある時は迂闊にその台を手放すべきではありません。今までの経緯が多連荘中心でハマらずに当たっている場合や比較的直近の過去にプレミア当たりが発生している場合などはその台がサイクル落ちしていない限り、グループ内の別の好調台が当たりさえすれば、すんなりと当たりが許される傾向が顕著に見られます。但し、最強攻略法・海殺しXのテキストで解説している「体力値」を著しく消耗させている台(当たりすぎの台に多い)は深いハマリに入る危険性もありますので、それまでの実績が如何に優れていても要注意です。

ある台が好調サイクル突入中である否かの判断は最強攻略法・海殺しXのオプショナル商品、「カシオペア攻略術」のテキストに記載された爆発台の特徴をご参照下さい。

特に連荘中、時短中に●●回転目(カシオペア攻略術のテキストに記した当倶楽部最大の発見!)で当たった台は300回転以内に再度の初当たりがなければハマることもありますが、適度に休憩を入れるノラリクラリの作戦(ホルコンの習性を逆用した作為的な空き台作り)で再度の初当たりが早期に訪れやすいからです。

スーパー海物語IN沖縄4で唯一残念に思うことは、各台の過去の大当たり履歴が見られなくなったことです。今まで自分が打っていた台に●●回転目の当たりが発生していれば、自分で記憶していますのでなんの問題もありません。しかし、好調台を拾う戦術においては、少し不利になってしまいました。まだまだ10箱前後は積めそうな台を数箱程度で見切りをつけて平気で手放す無知な人がいます。こういう台の過去の履歴を調べますと、過去に●●回転目で当たっていたということがよくあります。その発生頻度は薄気味悪いほどです。カシオペア攻略術をご購入済みの方ならばどなたもこの不可思議な体験をされているはずです。ところが、スーパー海物語IN沖縄4では大当たり履歴が見られませんので、この単純なノウハウ(まだまだ沢山の箱を積める台を●●回転というデータのみを頼りに拾い、小額投資で多連荘させる痛快攻略!)が使いにくくなってしまいました。

好調台を拾うことに熱心な方は、多少面倒でも観察活動を強化して下さい。特に最強攻略法・海殺しXのテキストに記載されている潜在性の高い台をタッチの差で他人に取られ、その後に当てられてしまった時などは、休憩中にさりげなく通路をうろつき、その台が連荘中、時短中に当たった時に回転数を一瞥するとよいでしょう。近隣の台であれば、うろうろしなくても動かずに目視可能です。

ある台が確変中、時短中に●●回転で当たったことを確認した場合は自分は別の台を打ちながらも、その台を打っている人がやめた途端にすぐにその台を取れるように身構えていて下さい。グループの稼働率が極端に落ちていなければ、そういう台は高確率で再度の当たりが来るものです。しかも、大抵は多連荘します。

4. 百戦錬磨のテクニック

次に好調台のはずなのに何度も5人娘が来て当たらない台を打っている時の心得を簡潔にまとめてみます。

一つの目安として、好調サイクル台に5人娘が3回出ても当たらない台は「当たり番」をスキップされた可能性が濃厚と見て、自分のグループから他の台が当たるまで辛抱強く待つことをお勧めします。そして、打ち出し再開のタイミングは以下の4通りとなります。全て実践してみて下さい。(※5人娘が3回以上出て魚群の外れがないことが前提条件。魚群の外れが生じた場合、その後、多くても15回転以内に再度の魚群での当たり、もしくは前述の「特殊当たり」が発生しない限り、台を捨てる判断が七割方正しい)

(1) 同じグループ内の他の台が当たった直後の1分間

好調サイクル台の特徴の一つに「当たり番」を飛ばされても、グループ内の他の台が当たりさえすればすぐに当たる」というものがあります。特に自分をスキップして当たった台が「ハマリ台の給料日」としての当たりであった場合、好調台はこのタイミングで高確率で当たります。

又、自分をスキップして当たった台が(その台のサイクル状態を問わず)自分から見て左回りの直近の時もこのタイミングで当たる傾向が顕著に見られます。当たる時は1分も打たずに当たることばかりです。10秒後であったり、20秒後であったり、あまりの呆気なさに驚くはずです。それまでに台を休ませずに打っていれば、2台がほぼ同時のタイミングに当たるケースが最も多いのですが、休みを入れない打ち方では投資がかさみすぎます。投資はケチってケチってケチまくる。これこそがパチンコでリッチになるための最短の近道です。

(2) 同じグループ内の他の台が当たった後、その連荘中にカシオペア攻略術で記載されている「危険領域」の大当たり回数に達した時

これも先に当たった台がダメな台ほど呆気なく当たることが過去の無数の事例によって立証されています。特に先に当たった台が3連荘、4連荘目に危険領域に突入した時は後述のウルトラ速攻法を上回る成功率があります。

但し、留意すべき点が一つだけあります。先に当たった台が冴えない台の場合、自分の台が好調台であれば、その「割り込み当たり」によって、一瞬にして冴えない台の息の根を止め、その後は自分の台の独壇場になりますが、先に当たった台も好調台の場合はこの「割り込み当たり」によって、死すべき運命にあったその台が息を吹き返し、その台がその後も多連荘を続けることにもなりかねません。とはいえ、自分の台も多連荘すればよいだけのことですので、独壇場にはならなくても、2台で「連立政権」を組んだような状態となります。

そして、2台の好調台の同時多連荘はグループの力をますます強大なものとします。2台の連荘終了後にもグループ内の好調サイクル台以外の台がいつまでも不振を続けていれば、この2台だけに何度も初当たりが発生して、2台が共存共栄の関係に発展してゆくのです。

蛇足ですが、大ハマリ台の大爆発はグループ内にある複数の好調サイクル台が限度を超えた爆発をしてからハマリに入り、かなりの時間が経過してから発生します。ホルコンマニアはこういう大ハマリ台を好んで打つ傾向にありますが、そういう台が当たるのは、ため息が出るほど「当たり番」を何度も何度もスキップされ続け、グループ内の好調サイクル台に貢ぎまくった後の話です。いわゆる「死に台」ですので、よほどの自信がない限り、このような台を打つのは敬遠すべきです。

又、ついでながら申し上げますと、
大ハマリの台で大爆発する可能性が見込めるのは、強いグループに入っている死に台に限られます。弱いグループのハマリ台は閉店まで粘っても当たらないことすら頻繁にあります。これがパチンコの恐ろしい実態です。

(3)同じグループ内の他の台が当たった後、連荘中にウルトラ速攻法Aの使用タイミングが到来した時

ウルトラ速攻法は言わずとしれた当倶楽部の秘伝中の秘伝ともいうべき大技です。最強攻略法・海殺しXのユーザーの皆様は積極的にご活用下さい。特に「観察基準台」の数連荘後にこのタイミングが訪れた時には成功率が急上昇します。

(4)先に当たった台の連荘終了後

時短(チャンスタイム)の終了をもって、連荘終了後と定義します。先に当たった台が時短に入り、時短が終わる前に自分の台が当たることもありますが、時短終了まで自分の台をテキストに記載されている要領で空き台状態にして待機する作戦が最も無難です。生憎、(1)のタイミングで当たらなかった場合、次は(2)と(3)に期待をかけますが、(2)と(3)のタイミングで打っても当たらなかった時、あるいは、(2)と(3)の状況が生まれなかった時は(4)が最後のチャンスとなります。回しすぎないように細心の注意を払い、リーチがほとんど来ない時はホルコンが他のグループに浮気をしていることを疑い、10分程度、台を空き台状態にしてから再び打ち出しを再開するなどして、のらりくらりと攻めます。はやる気持ちをぐっと抑えて、休憩を繰り返します。当たるまでに多少の辛抱を厭わない強い意志が最強のパチプロを生むのです。

強いグループの強い台であれば、(1)~(4)のいずれかのタイミングで高確率で当たりますが、最強攻略法・海殺しXテキストに記載されている「見切りの回転数」まで行ってしまった場合、好調台であっても「サイクル落ち」してしまった可能性が十分にありますので、無念ではあっても潔くその台を捨て、それまでの観察で目をつけていた別の有望台に移動して勝負して下さい。

★悪い台の場合

ここでいう悪い台というのは好調サイクル以外の台を指します。不調サイクルの台はもちろんのこと、通常サイクルの台でも悪い台とみなして結構です。強いグループの遊び台は瞬間的に5~7箱くらいは積み上げるパワーを秘めますが、どんなに粘ってもそれ以上にはならないものです。弱いグループの遊び台は積み上げてもせいぜい3箱か4箱程度です。

私どもは基本的にパチンコは好調サイクル台を打つことが最も手堅い勝利への近道であると信じていますが、強いグループの中にある台であれば、遊び台が突然、爆発台に化けることも珍しくありません。したがって、資金と時間に余裕がある時などはそういう台を辛抱強く打つという選択肢もないわけではありません。しかし、堅実に稼ぎたい方には不向きな作戦です。

ところで、悪い台は5人目の娘が何回も出た後に当たらず、グループ内の他の台に当たりが発生した後もなかなかな当たりません。良い台が5人娘が頻出しながら不覚にも「当たり番」を取り逃した時の対処法についてはすでに述べました。悪い台で上述の4つのタイミングで打ち出しを再開した場合、当たりが見込めるのは(2)と(3)くらいです。(4)は可能性はありますが、先に当たった台が時短を終了してからかなりの時間が経過した時に当たるものと心得て下さい。悪い台は「当たり番」であってもかなりじらされます。

同じグループの中に好調サイクルの台が多数ある時は何度も「当たり番」を他の台に持っていかれます。結果として、強いグループの弱い台には何度も5人娘が現れますが、「次こそは我に・・・」と願いながらも、またしても泣きを見ることばかりで、そのような台を打ち続けていくうちに深海にハマってゆくのが海物語シリーズの怖さでもあります。

このような台を打たされてしまった時はプロでも途方に暮れます。閉店までまだ十分な時間が残されている場合は台を確保しながらほとんど打たないという強靭な粘りに出て、最終的にはサイクル変換を成し遂げ、その台で大爆発させるということもありますが、初心者には向かない作戦です。

実に嫌らしい戦術

そういう台はいったん手放して他人に打たせるのが賢い作戦です。他人に打たせることによりグループ全体の稼働率を維持させ、わざとグループ内の好調台を何度も当たらせるのです。そして、好調台が出しすぎてお陀仏となった後、5人娘が嫌というほど出ながら一向に当たらないことに憤慨してその台を手放した間抜けな人の「置き土産」ともいえる仕込みつきの台を拾い、しばらく寝かした後に打ち出して爆発させることをお勧めします。複数台の大連荘を生み出したグループからは、今までにどうしようもなかったダメな台が突然、大連荘するという法則があるからです。但し、それが発生するとすれば、かなりの時間が経過した後です。

大連荘はしなくても複数台の多連荘を生み出したグループは常に要チェックです。当倶楽部では4連荘以上を多連荘と定義します。ホルコンの知識を身につけ、ホールのグループ構成を把握し、複数台が4連荘以上したグループの台で打つことがパチンコで蓄財するスーパーノウハウの第一歩となります。これは海物語シリーズに限らず、あらゆる機種にあてはまる普遍の法則です。

前編はここまでです。後編では、ウリンチャンス、レッツマンボー、レッツシーザー等のイレギュラー系リーチ、ウリンチャージ、チャンス目に秘められた意味を解き明かします。又、時短中の現象からその台でそのまま粘るべきか、時短終了後の早い段階でその台を捨てるべきかの判断材料を明示します。

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1.ウリンチャンスなどのイレギュラー系リーチの意味を読み解く

ようやくここから後半に突入します。青春18切符による東京―大阪間の旅にたとえた本コラムも、ようやく名古屋あたりに到着しました。

スーパー海物語IN沖縄4にも特殊リーチ「ウリンチャンス」が搭載されています。ウリンチャンスで当たることは果たして良いことなのでしょうか。それとも悪いことなのでしょうか。これにつきましては、過去のコラム、スーパー海物語IN沖縄3ウリンチャンス攻略の掟にて詳述しました。このコラムで書かれている内容がそのままスーパー海物語IN沖縄4にも当てはまります。詳しくはそちらのコラムをお読みいただくとして、ここでは最重要のポイントのみを解説します。

通常時と確変中・時短中とで異なる意味

ウリンチャンスが通常時に出て当たった場合、約70パーセントは多連荘しません。これはウリンチャンスに限らず、レッツシーサー、レッツマンボー、ノーマルリーチからのピタ止まりの当たり、ノーマルリーチからの走り当たりなど、大半のイレギュラー系リーチに共通する法則です。但し、「通常時」という条件がつきます。

通常時にイレギュラー系のリーチで当たった台は約30パーセントの例外現象が発生しない限り、確変でも2~3連荘で終わってしまうものです。通常時に発生するイレギュラー系リーチからの当たりの中で満足のいく伸びが期待できるものは突確(341)当たりと変動時に(リーチになる前に)一発告知(ハイビスカスフラッシュ)が鳴る当たりくらいのものです。

より厳密にいえば、ノーマルリーチからの走り当たりの中でも、たとえば、4でリーチがかかり、3と5の間の4でピタっと止まった後に走り出して、9と1の間の4(裏ザメ)になり、再び走って1で当たるというような凝ったアクションを伴うものは例外の30パーセントになりやすい傾向があります。

突確は結果が出るまでわかりません。突確から4箱以上(※この場合、4連荘以上と同義ではない)の出玉が獲得できれば、その台は少なくともその時点では好調台と言えますが、4連荘(記録上は多連荘)しても、4箱にはなりませんので、そういう台は時短中に確変で当たらない限り、高確率でハマリに向かいます。突確で当たった後も何度も突確が来ることもありますが、考え方は同じです。記録上は6連荘でも連荘中に2回突確が来れば、獲得できるのは3箱だけですので、その台はその時点においてサイクル状態が芳しくない可能性が濃厚です。しかし、記録上は6連荘ですので、その後、同じグループの他の台に同規模の多連荘が発生しやすい環境を作ります。

初心者には解釈の難しい走り当たりや突確当たりとは異なり、通常時におけるウリンチャンスでの当たりは、その解釈が実に単純明快です。通常時にウリンチャンスで当たる台の大半は2~3連荘止まりで時短終了後はしばらく停滞する傾向にあります。逆に通常時にウリンチャンスで当たりながらもそれが多連荘につながった台は簡単に手放すべきではありません。二度目の初当たりが比較的容易に発生する可能性が残されているからです。

一方、確変中、時短中でウリンチャンスで当たる台は高確率で好調サイクルに入っています。確実にそうであるという保証は致しかねますが、約70パーセントの確率でその後もしばらくの間はドル箱を積み上げる展開になりやすいのです。ウリンチャンスに限らず、レッツシーザー、レッツマンボーによる当たりも通常時はできれば避けたいところですが、確変中、時短中は大歓迎となります。

但し、確変中のノーマルリーチからのピタ止まり当たりやノーマルリーチからの走り当たりは、その解釈がかなり複雑になります。最強攻略法・海殺しXのテキストで記載されている「裏モード」の中にイレギュラーAというものがあり、爆発の大半は台がこの裏モードの状態に入っている時に発生するのですが、イレギュラーBという紛らわしい裏モードもあり、イレギュラーAと似たような現象が多発するので厄介です。。

このイレギュラーBという裏モードでは長時間プレーは禁物です。2~3連荘後に獲得出玉が全部飲み込まれる直前に幸運にも再び確変で当たったりすることもありますが、二度目の確変も2~3連荘で終わってしまったり、時短終了後に「今度は早い当たりが来た」と思いきや、それが単発のまま終了し、その後に深くハマったりしますので、初心者はこの巧みな罠に簡単に嵌ってしまいます。ホールを見渡しますと、よくこういう台で根気よく粘ってる人を見かけますが、こういう人たちの愚劣な行動が好調サイクル台に限度を超えた爆発を許しているという事実に気づく人はほとんどいません。

一つの目安として、確変プレー突入後、最初の当たりがノーマルリーチからの確変当たり(ピタ止まり、走りを問わず)であった場合、高確率で次の当たりで連荘が終了します。(※逆にこの法則を無視して躍進する台は高確率で爆発に入ります)

確変プレーに入った直後にこの当たり方をした場合、裏モード「イレギュラーB」によく見られる3連荘とみなして七割方正しいといえますので、時短終了後はそれほど粘らずに台を捨てるべきです。

しかし、すでに4連荘以上している確変中の台がノーマルリーチ(ピタ止まり、走りを問わず)から確変で当たった場合はイレギュラーAの可能性が極めて高く、爆発に入った場合は魚群がそれほど出ない代わりに、連荘中にイレギュラー系リーチからの当たりや単発当たりと見せかけて実は確変当たり(大当たりラウンド中の確変昇格、サムによるマリン持ち上げ、潜伏確変のまま時短突入等)が何度も発生する展開になりやすい傾向があります。

ハイエナさんの悲哀

グループが強ければ、爆発台は最低でも15箱前後にはなりますので、7~8箱積んだ時点で台を捨てるのは「ハイエナさん」の思う壺となります。ホールで常連客の行動を観察していますと、各自の行動パターンが手にとるようにわかるものです。ハイエナさんと呼ばれる人たちは他人が時短終了直後に捨てた台が「大好物」です。こんな単純な攻略法(?)で常に勝てるほどパチンコは甘くないのですが、時折、ハイエナさんも小額投資で見事に当てる時があります。その大半のケースは「まだゴールに達していない好調サイクル台」を偶然拾った時です。たまたま作戦が成功したハイエナさんは喜び勇みますが、いつも成功するわけではなく、大抵は時短終了直後の台を大喜びで拾い、その台で200回転あたりまで打っては悄然と去っていくという空しい行動を何度も繰り返しています。見ていて実に気の毒です。

最強攻略法・海殺しXのユーザーの皆様は、ハイエナさんのように「時短終了後に捨てられた台である」という単純な理由だけでその台を拾うのではなく、今一度、テキストを熟読され、ご自分の目でそれが拾うべき台であるか、それとも当分の間、手出ししてはいけない台なのかを慎重に見極めていただきたいものです。特に単発や確変2~3連荘といった「くだらない当たり」をハイペースで何度も繰り返している台はいつかは大ハマリに入りますので、よほどグループ内の台が頻繁に当たっていない限り、迂闊に手を出すべきではありません。

2.ウリンチャージの頻度で好調、不調を判断する

ようやくこの長旅(長編コラム)も京都に到着しました。目的地の大阪までもう少々で到着します。

発生する現象からその後の展開が読みやすいスーパー海物語IN沖縄4はウリンチャージも判断材料に加える必要があります。ウリンチャージにつきましては下記のコラムにて詳述済みです。

スーパー海物語IN沖縄3 ウリンチャージ攻略

結論から申し上げますと、ウリンチャージはなるべく発生しない方がよいのです。ウリンチャージから当たればなんの問題もないのですが、ご存知のように、滅多に当たることはありません。ウリンチャージは不調台に頻出する傾向があります。基本的にウリンチャージは退屈しのぎの演出です。持ち玉を少しは増やしますので、不調台を打っている人の苛立ちを和らげる意味もあります。

3.チャンス目に惑わされるな!

素人の感覚とプロの感覚はチャンス目の発生時にも顕著な違いを見せます。チャンス目をめぐる分析は下記のコラムにて詳述済みです。

スーパー海物語IN沖縄3 チャンス目の秘密

このコラムは元々、最強攻略法・海殺しXサロンで発表したものをそのまま引用しただけのものですが、これがかつてない大ヒットを記録しました。アクセス数が爆発したのです。このコラムを読んだお陰でハマリ台をすぐに手放すことができた人は大勢いらっしゃるはずです。(10名以上の方々からメールで礼状をいただいたほどです)

結論から申し上げますと、チャンス目からリーチに発展する台は高確率でホルコンが選んだ「当たり番」ではありません。(=そのまま打っても近い将来に当たることは滅多にありません)素人はチャンス目からリーチ(特にスーパーリーチ)に発展するたびに喜びますが、本来は落胆すべきです。

例外的にチャンス目からリーチに発展した台がそのまま打ってそれほど待たずに当たるとすれば、その大半は前述したイレギュラー系リーチからの当たりかチャンス目からリーチに発展する現象が何度も発生した後、最後はめでたく当たるパターンです。チャンス目からリーチに発展した台を休憩を挟まずにそのまま打ち続けていますと、大抵の場合、自分の台が当たり番をスキップされていたという現実に気づきます。(自分の台と同じグループの台がほどなくして当たるため)したがって、チャンス目からリーチに発展した場合はしばらく休んで様子見をするのがプロの感覚となります。

では、自分が打っている台に不幸にもチャンス目からリーチに発展してしまった場合、如何なる対処をすべきでしょうか。そのまま打ち続けてもすぐに当たることは滅多にありませんので、台を捨てるか休むかの選択となります。

飽きるほどの高頻度でチャンス目からリーチに発展する台は高確率で大ハマリに向かいますので、捨てるという選択が大方正しいのですが、悩ましいのは好調台にも時にはチャンス目からリーチに発展する現象が見られることです。「一時的不調」に陥った好調台は不調の原因さえ解消すれば、その復活は早期に訪れます。ここでいう不調の原因とは、その台よりも先に当たる台が存在するということです。先に当たる台は同じグループに属する別の好調台かもしれませんし、同じグループに属していて、たまたま「給料日」を迎えようとしている遊び台、ハマリ台かもしれません。いずれにせよ、先に当たる台が当たりさえすれば好調サイクル突入中の台は簡単に当たるように仕組まれています。

自分の打っている台がそれまでの実績(多連荘、プレミア当たり等)から好調サイクルを持続しているという確信がある場合はチャンス目からリーチに発展しても、捨てずに休み、粘るべきです休憩後の打ち出し再開のタイミングは本コラムの前編「4. 百戦錬磨のテクニック」で解説した(1)~(4)と同じです。もう一度、復習してみて下さい。専門的なことはよくわからないという方はとりあえず7分以上の休憩をとって下さい。これだけでも無駄な出費をかなり抑えることができます。

危険領域を迎えている台には細心の注意を!

厳重に気をつけるべきことは、自分が打っている台の今までの大当たり回数です。これがカシオペア攻略術で解説する「危険領域」の回数の場合、その台はサイクル落ちしている可能性もありますし、たとえ好調サイクルを維持していたとしても、自分より先に最低1台は同じグループからの当たりが発生しない限り、再度の初当たりは難しい状況にあります。

ホールで他の客の行動を観察していますと、中にはプロ的な知識を持つ人がいることに気づきます。特に最近はインターネット上で様々な攻略情報が行き渡っているせいか以前よりも賢い人の数は急増しました。しかしながら、「危険領域」の知識まで有している人は(最強攻略法・海殺しXのユーザーを除いて)皆無に等しいのが実情です。この知識の欠落がその人の収支に大変な悪影響を与えていることを、その人は不幸にして知る由もありません。危険領域のことを知らぬために危険領域でストップした台をいつまでも打ち、大負けを喫してしまうのです。それまで3連勝、4連勝と好調だった人もこの大負けがたたって、一気にトータル収支がプラマイゼロ、もしくはそれ以下になってしまうことも珍しくありません。

危険領域の大当たり回数で連荘が止まることは物凄い頻度で見られる現象です。連荘中の好調台が危険領域を迎えた時に同じグループの他の台が割り込み当たりをしてきた場合、その好調台はその後も躍進を続けることが多いのですが、同じグループの他の台の当たり(応援)がなければ、かなり苦しい展開となります。好調台といえどもそのような台を時短終了後も打ち続けるのは相当な度胸が必要です。下手すれば、一気にハマリに向かいかねないからです。

好調サイクルを維持している限り、危険領域でストップした台でも同じグループから他の台が1~3台、ごく短時間内に当たりさえすれば、復活の初当たりも早期に実現できます。しかし、グループが弱ければ、他の台もなかなか当たりませんので、この状態で好調台を打ち続けてもスーパーリーチが多発するだけで当たりには至らず、ふと気づけば400回転、500回転のハマリに陥っていることでしょう。さすがにここまで回して当たらなければ、すでにその台は別のサイクルに転落していると判断すべきです。好調台の失速は回しすぎから起こるのです。(※逆に、不調台の当たりや爆発は回しすぎによってサイクル変換が実現した時に起こります。)サイクル状態の好転も転落も回しすぎが原因となることが多いのです。その論理的理由につきましては最強攻略法・海殺しXのテキストで説明していますので、ここでは省略します。

良い台を選び、頻繁に休憩を入れながら打つというプロの作戦は、空き台を好むホルコンの習性を狙ったものだけではないのです。回しすぎによるサイクル落ちを回避し、極力少ない回転数で再度の初当たりを引くための知恵でもあるのです。

4.時短中の現象に目を光らせろ!

長編コラムの後編もそろそろ終わりに近づきました。終着駅の大阪はもうすぐそこにあります。最後に連荘終了後、あるいは単発当たり後の時短中に起こる現象についても触れておきたいと思います。これも極めて重要な攻略情報となります。時短終了後もその台で粘るべきか、それとも連荘終了後に少しだけ打って当たらなければ早い段階で台を捨てるべきかの判断は時短中の現象から大体予測がつくからです。

好調サイクル台に見られる時短中の特徴(沖縄モード)
(1)スーパーリーチとノーマルリーチの両方が出る。
(2)スーパーリーチの種類が豊富
(3)最終発展形(沖縄モードでいえば5人目の娘)を伴ったスーパーリーチが出る
(4)スーパー、ノーマルを問わずクロスリーチが出る
(5)チャンス目が頻繁に出る。
(6)チャンス目の2連続が何度か発生し、それがリーチに発展しない。
(7)スーパーリーチの2連続、ノーマルリーチの2連続、あるいは、ノーマルリーチの次にスーパーリーチが来る2連続が発生しない。

冴えない台に見られる時短中の特徴(沖縄モード)
(1)スーパーリーチしか出ずに時短が終わる。
(2)ノーマルリーチしか出ずに時短が終わる。
(3)時短中に一度もリーチが出ない。
(4)スーパーリーチは何度も出ても、最終発展形を伴ったものはひとつもない。
(5)チャンス目がほとんど出ない。
(6)スーパーリーチの種類が偏っている。
(7)クロスリーチが出ない。出てもマンボーなし。
(8)スーパーリーチの2連続、ノーマルリーチの2連続、あるいは、ノーマルリーチの次にスーパーリーチが来る現象が起こる。

如何でしょうか。ご覧の通り、良い台と悪い台とでは発生する現象がほぼ正反対となっています。注意事項を付け足しますと、好調台にも冴えない台と同じ現象が発生することがあります。たとえば、チャンス目がほとんど出ないとか、リーチそのものがほとんど出ないとか。しかし、好調台であれば、いきなり時短中にウリンチャンスやレッツマンボー、レッツシーサー等のイレギュラー系のリーチが来て当たることが頻繁にあります。これらのイレギュラー系のリーチは当たりの兆候が全く見られない時に突然、発生することに特徴があります。つまり、前編で解説した通常の「盛り上がりパターン」(例・一人娘→4人娘→5人娘→5人娘ミニキャラ魚群付き→当たり)を経ずに当たるとすれば、それはイレギュラー系リーチからの当たりか突確(341)です。一発告知を伴った当たりもあります。好調台だけが悪い現象から当たる可能性があるのです。それ以外の台では、悪い現象は悪い結果しか生みません。

なお、連続リーチにつきましては、スーパーリーチの次にノーマルリーチが来るパターンのみが「当たり番」の台に見られる特徴です。その逆(ノーマルリーチの次にスーパーリーチ)やスーパーリーチの2連続、ノーマルリーチの2連続は良い現象とは言えません。例外的に当たるとすれば、その大半がイレギュラー系リーチからの当たりか一発告知を伴った当たりです。時短中に悪いパターンの連続リーチが発生した場合、その時短中に当たればなんの問題もないのですが、大抵は当たりません。

そのような台は時短終了後に潔く捨てるか時短終了後に少し長めの休憩(10分以上)を入れ、打ち出しを再開した後もリーチやチャンス目がほとんど出なければ、再び小休憩にとることは必要です。何度も打っては休みの繰り返しで様子見をするしかありません。回しすぎは禁物です。(連続リーチの原因がホルコン逃げであった場合は休憩中にホルコンが自分のグループに戻ってくる可能性があるため)

もう一つの注意事項を付記します。時短中に最終発展形のスーパーリーチが3回も4回も出たにもかかわらず当たらな台は当たり番がスキップされた可能性が高く、その台の時短中もしくは時短終了後に高確率で同じグループの他の台が当たります。

良いスーパーリーチ(※最終発展形のこと)が出すぎるのも芳しからぬ現象です。好調台であれば、良いスーパーリーチがそんなに沢山出る前に当たってしまいます。したがって、良いスーパーリーチが異常に多発する台は好調サイクルではない可能性大です。但し、自分のグループの他の台が当たった後に自分の台が当たるというパターンもありますので、一概に悪い台であるとは断定できません。いずれせよ、深追いは禁物です。

時短中に前述した好調サイクル台に見られる特徴の全てが出現した台は簡単には手放すべきではありません。何度も休憩を入れながら(=回しすぎないように気をつけて)その台を愛情をもって育てる親のような心境でプレーを続けて下さい。しかし、限度はあります。最強攻略法・海殺しXのテキストに記載した見切りをつける回転数を過ぎてしまった場合は、それまで手塩にかけて育て上げた愛しい子供を平然と捨てる冷徹な親(?)にならなければなりません。

パチンコ攻略は時間との勝負

仮に700回転以上、ハマった後に5~6箱取り戻せたとしても、それまでの時間の浪費がもったいないのです。パチンコ攻略は常に時間との勝負です。それなのに途中で何度も休憩を入れなければならないもどかしさには忍耐力を強いられますが・・・。

自分の足元に20箱以上積み上げてやろうというような野望は決して抱くべきではありません。そのような野望が人を同じ台に釘付けにしてしまうのです。粘っても当分当たらないと判断したら、潔く他の台に移るべきです。ホールによっては台の移動の条件として、いったん出玉を計数機に入れなければならないところもありますが、そもそもパチンコとは勝つために打つのです。他人に山積みにしたドル箱を誇示するために打つわけではありません。爆発は難しくても小額投資で当たりさえすれば軽く数箱にはなりそうな台に狙いをつけ、そのような台を2台、3台と当てる方が一つの台でいつまでも粘るよりも効率が良いという単純な理屈を心に刻んで下さい。

ここまで書いてようやく大阪到着です。如何でしたか。パチンコに勝つための厳しさをはじめて痛感された方もいらっしゃるでしょうが、逆に確固たる知識さえ備えればパチンコ攻略はそれほど難しくないことを悟り、希望に燃えた方も少なくないはずです。

スーパー海物語IN沖縄4との抜群の相性の良さを誇る最強攻略法・海殺しXがパチンコを始めたがために長いトンネルの暗闇の中に迷いこんでしまわれた方々を脱出させ、私どもの武器であるこの秘伝攻略が夢を運ぶ麗しき翼となり、天高く飛翔することを切に願います。末筆ながら長編コラムを最後までご愛読いただいた皆様に心より感謝の意を表します。

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